ナガランド料理店にて、繁田女史とブツの取り引き完了。自家製粒胡椒の塩レモン漬け⇄干し芋。
本当はこの時期、わたしはラジャスターン州ではなく、ナガランド州&マニプル州を一人旅する予定だった。諸事情で断念した結果、図らずもナガランド料理を食することに。
かつてバンガロールで「ローカルフード探検隊」をやっていたころ、ナガ・キッチンという店を訪れたことがあった。豚肉、川魚、タケノコ、納豆などがキーワード。揚げ物はなく、蒸すか煮るかグリルするか。日本人の口に合う料理も多い気がする。
このナガランド・キッチンを訪れたのは初めて。選んだメニューは、ちまき風ブラウンライス。納豆入り豚肉煮込み。タケノコと豚肉の煮込み……。見た目、なかなかに怪しいが、どれもおいしい! 豚肉尽くめだが、名物を食べたいが故の選択。
さて、多忙な繁田女史と間隙を縫っての会合の契機は粒胡椒であった。彼女の東京オフィスの石田女史が、わたしの粒胡椒の投稿を見て切望。「日本から、なにか欲しい物があれば……」と入力したかったらしいが、「干し芋のがあれば」と誤変換されていた。その文字を見るなり、わたしは急激に日本の秋の味覚が恋しくなり、「では、干し芋を」とお願いした次第。
干し芋は、ラジャスターン旅の最中に、消費されてしまうことだろう。すでに二切れ、食べてしまった。甘みが凝縮されていて、本当においしい。いっそ自分で作ってみようかしらん。
石田さん、粒胡椒、お楽しみに。各種料理に使えるのはもちろん、爽やかレモン風味はチーズなどに添えておつまみにもお勧めです。
というわけで、明朝、いよいよラジャスターン州へ。まずは州都ジャイプルに飛びます!