このごろは、市場調査の仕事が減ったこともあり、バンガロールの最先端トレンドから2、3歩遅れている我。よそ様のFacebookで新しいスポットを目にしては「行かねば!」と思うことが増えた。
というわけで、気になっていたピッツエリアBRIK OVENにて、ハルヨさんとランチ。久しぶりにチャーチストリートを歩けば、すっかり道がきれいになっている。ファンキーなペイントが施されている建物は、メトロの「駅ビル」だ。
目的の店の看板が見えた途端、一瞬、慌てた。老舗のコーヒーハウスがなくなっているかと思ったのだ。が隣にオープンしていただけで、コーヒーハウスは健在、安心した。
実はこのコーヒーハウスがある場所には、かつて「天竺牡丹」というバンガロール最古の日本料理店が入っていた。その店がなくなり、やがてメトロの工事が始まり、そもそもMGロード沿いにあったコーヒーハウスが、このチャーチストリートに移転した。この十年余りの間にも、街の様子は、本当に変わった。
ピザは、マルガリータとクアトロ・フォルマッジ(4種のチーズ)を注文。ワシントンDC在住時にお気に入りだった、近所の2AMYSを思い出させるナポリ風。アルヴィンドと一緒の時には、彼が香りの強いチーズを好まないので頼むことのない、クアトロ・フォルマッジを頼むことにしたのだが、これがまた、おいしかった!
バンガロールで、気軽にこんなおいしいピザが食べられるようになるなんて……としみじみ感じ入る。今度は夫と一緒に来よう。