ランチは、かつてよく訪れていたお気に入りのグジャラーティ・ターリー(定食)の店、SAMRATに行こうと思っていた。しかし、新しい店を試してみるべきだと気持ちを切り替え、ホテルを出る前に、ネットで下調べをしておいたのだった。
目に留まったのは、カラ・ゴーダにあるオーガニックの食材を使った健康志向のレストラン。
ここもまた、外の喧噪とは裏腹に、すっきりしすぎるほどすっきりとした清澄な空気が漂う店内。
読み込むべき「資料」のような メニューを眺め、お勧めの料理をいくつか尋ね、エナジーボウルというサラダを注文。オーガニックの素材には、ひとつひとつに、(O)と明記されている。ヴィーガンメニューや乳製品を使わないメニューもある。
プネやナシックなど近郊農家から取り寄せたオーガニック野菜を使っているというサラダ。これがもう、驚くほどにおいしかった。本当はヘルシーなスムージーも人気らしいが、朝食をしっかり食べていたので、サラダだけで十分だった。
マンハッタンにいるような錯覚に陥りつつ、しかし一歩、外に出ればここはインド。ともあれ、バンガロールの近所にも、こういう店があればいいのにと思う。