🚙友人宅でのパーティに招かれ、久しぶりに市街南部のコラマンガラへ。拙宅からはわずか8km弱にも関わらず、たいてい渋滞に巻き込まれ、軽く1時間はかかってしまう同じ都市でも遠いエリア。今でこそ、Google Mapでリアルタイムに時間を確認しながら移動ができるようになったが、数年前までは、どこへ行くにも時間が読めず、難儀したものだ。
🍹年中、心地よい気候のバンガロールでは、ガーデンパーティが一般的。もっとも、この時期は朝晩冷え込むので、ストールなどが不可欠だ。米国でもそうだが、インドでのパーティも主には立食。足腰、強くなくては凌げない。インドの場合、更に賑やかさを増すべく、ダンスフロアやバーカウンターが、デフォルテで設置されている邸宅も多い。華やか系のイヴェントではDJを招いてのダンスパーティも同時進行につき、「そこそこ疲れない靴」を選ぶのも大切。
🕦毎度、食事のタイミングやヴォリュームは、インドならではのスタンダード。招待状には「午後8時半開場」となっていても、誰も8時半には訪れない。遅れて9時半頃ごろに到着しても、ゲストはまだ半分以下。10時半くらいになってようやく、参加者マキシマムの状況に。わたしは完全に「日本人的時間感覚」が染み付いているので、夫が不在時などは、うっかり早く家を出てしまい、指定の時間に到着、パーティに一番乗りということになりかねないので、気をつける必要がある。
🍷パーティの場ではみな、グラスを片手に、給仕らがサーヴする何種類ものアペターザーをつまみながらの会話を楽しむ。「平均的な日本人の胃袋」では、これですでに、満腹状態になる。
🍗食事は人気店のケータリングによるブッフェスタイルというのも一般的。ディナーブッフェの準備が整うのは、11時を過ぎてから。わたしは普段、その時間まで待てない上、高カロリーな前菜とアルコールで満腹になるのも憚られるので、いつも軽めに何かを食べて、パーティに赴く。しかし、昨日はそのタイミングを逸して空きっ腹に飲んでしまい、あっというまに酔いが回った。インドでは、パーティに参加するにも、それなりのストラテジー(戦略)が必要なのだ。
🎂ホストの妻は、プロフェッショナルなペイストリーシェフ。ゆえに、そのための胃袋も開けておかねばならず、一筋縄ではいかない! 12時近くになって、ようやくデザートにたどり着く。フラワーアレンジメントも上品に麗しく、何種類ものケーキがテーブルにセッティングされている。なんとも心踊らされる情景だ。
🍫彼女が得意とするのは、特にチョコレートを用いたスイーツだとのこと。どれもこれも、見目麗しく、心をときめかされる。ほんの少しずつをお皿に取り分けて、味見をする。良質の素材が味わい深い。とてもおいしい! 「平均的日本人の舌」には、全体的に甘味が強いが、インド人や欧米人にはほどよい甘さに違いない。
🌊出会いと交流の宝庫でもあるインドのソーシャルライフ。楽しい夜をありがとう!