諸事情あって、急遽、昨夜、開催の運びとなった宴。バンガロール「ア・カペラ部」に歌を披露してもらうのが目的で開催した。歌い、飲み、踊り、食べ、毎度おなじみ体力勝負。そして毎度おなじみ内輪盛り上がりのやや痛い記録ではあるが、それもこれも、過ぎれば美しき思い出(多分)。去りゆく人々の多い異郷の地においては、なおのこと。
ア・カペラ部メンバー(ミューズ・クリエイションのメンバー重複)5名に加え、流れで誘った養蚕ボーイズJICA青年海外協力隊隊員2名、そして九州沖縄県人会幹事1名、そしてわたしの9名。
9名中、4名が九州出身。長崎県平戸。福岡県春日市。熊本県荒尾市。そして福岡県福岡市(わたし)。デカン高原の片隅で、九州人が揃っているだけで、なにかしらよく知らん者同士が親近感。特に熊本県荒尾市は、わたしが生まれて1歳になるころまで育った場所につき。
我が夫はといえば、ガンジス川上流、リシケシにて、超スピリチュアルな旅の最中。にもかかわらず、妻と言ったら、超世俗のどんちゃん騒ぎ。コントラスト際立つ夫婦にて。「四次元」風味に満ちた、昨今の我が日常。
01: ア・カペラ部。本日メインヴォーカルが欠席につき、急遽、養蚕ボーイズ1名飛び入りで、いきなり完成度高い歌を披露!
02: 新型コロナウイルスなんぞ、飲み込んでしまえ! の勢いで、コロナビールの差し入れ。実は「コロナビールの売れ行きが落ちている」というデマか事実か不明の報道を見て、「コロナビール、買おうかな」と敢えて思っていた矢先。ありがとう
03: まるで打ち合わせをしたかのように、かわいくコーディネートされたファッションのガールズ
04: タンバリンが用意されている周到さ。ご近所迷惑を気にしてくれる人もいたが、大丈夫。ご近所もしばしば、週末は大騒ぎをしているから。インドだもの。
05: 「億千万!!」「ジャパ〜ン!」を叫び盛り上がる会場。転じてディズニー『リトルマーメイド』の「パート・オブ・ユア・ワールド」を台詞もファスティックに歌うメンバー 初めて聴いた曲なのだけど、もんのすごくよくて感激! やっぱりディズニーはいいなあ。養蚕ボーイズもう1名は、手品を披露。詳細には触れまい。次回に期待する!
06/07: 今日は、持ち寄りの美味料理も加わり、とにかくヴォリュームもたっぷり、賑やかな食卓!
08: ギター持参で来場の九州沖縄県人会幹事。これは、かなり本気度が高いぞ! と期待。が、バンガロールに来てギターを始めたらしく、しかもこの宴に向けて数日間特訓をしたらしい1曲を披露してくれた。「オーシャンゼリゼ〜!」みんな、選曲が渋い。
09: 我が夫、リシケシのガンジス川ほとりにて。世界的に有名なスピリチャルリーダー、Moojiと過ごすありがたき時間を享受でき、本当によかった。わたしも誘われていたのだが、この旅は、夫が一人で赴くべきと妻は思った次第。
10: わたしは、FROZEN MUSEのユニットで、「生まれてはじめて」と「Sound of Music」を披露。本当は、ピアノ弾き語りやらピンクレディやらも披露するつもりだっが、うっかり「Pinga」を踊って疲労困憊。彼の、人々に希望を与えるピアノの演奏を聴いた後には、もう、とても弾けません!
というわけで、楽しきコンセプトの宴会であった。
芸は身を助く! 慈善団体訪問の時なども、歌って踊ってが喜ばれるインド。恥ずかしがらずになんでもやれるのは、いいことだ。
我がロシア旅もキャンセルになったことだし、去年に引き続き、4月あたり、今年もまた、ミューズ・チャリティ音楽会を開催すべきだろうか……と思ってしまう、みんなの芸を見ていると。
ともあれ、素人でも披露の場が持てるというのは、ありがたいことぞ。