✏️Instagram投稿の文字量は最大2000文字。削って調整しています。
書きたいことが多すぎるインドライフ。放っておくと、あっという間に3000文字ぐらいになってしまう。ライターという職業柄、冗長な文章は避け的確に。と思うが難しい。なにかにつけて「注釈」が必要なインドのせいだ。ということにする。
さて、バンガロールは、今日から10日間、午後10時から午前5時まで、夜間外出禁止。ワクチン接種が加速する一方で、感染者数も急増しており、まだまだ先行き不透明だ。そんな中、ぎりぎりのタイミングで、昨夜は友らとミーティング&ディナーを楽しんだ。
毎月恒例のYPOフォーラム・ミーティング@OAKWOOD, UB CITY。8人中6名はバンガロール在住だが、残る二人はマイソールとコインバトールから駆けつける。みなそれぞれ公私に亘り、多忙な日々を送る中、月に一度、集うのがルール。
わたしがこのフォーラムに参加して、4月1日で丸4年。彼女たちとの付き合いが5年目に入ろうとしている今も、新鮮な気持ちで刺激を与え合い、啓発し合える関係を続けられていることは、切にありがたい。YPOのフォーラムのメソッドが優れているということもあるだろうが、わたしたちの「ケミストリー」が、ポジティヴに作用しているのだと思う。
いつもは午前の開始でランチ休憩を挟むのだが、昨日は「ディナーを一緒に」ということだったので、午後からのミーティング。みな、すでにランチを済ませているはずなのに、コーヒーブレイクに出てくるのは、巻き寿司やらフムスやら、前菜各種やら……。さらには、4月が誕生日の2人の友のためのチョコレートムースケーキ、それにインド菓子……と、ミーティングの合間のおやつの話題だけでも、1000文字は軽くかける勢いだが、控えめに。
☝︎各地で、若者らによるファッションブランドが誕生しているインド。10年ほど前はファスト・ファッションが急激に市場を席巻したが、5、6年前からはファッション業界も「不易流行」のトレンドが顕著。
綿や絹、麻や竹、樹木などの天然繊維を用い、伝統工芸の意匠を取り込みつつ、モダンなデザインに進化させたブランドが次々に誕生している。2015年ムンバイに誕生したCORD STUDIOもその一つ。サイトを一目見て引き込まれた。オンラインでの購入はチャレンジング。サイズが合わずに一度交換してもらったが、とても気に入り早速着用。
と、友人のアンジュムもまた、同じようなデザインのドレスを着ている。これは、NOTEBOOK.というブランド。デリー在住の若き女性によって2018年に創業されたブランド。スポーティでミニマリストながらも、独特のシェイプがすてき。綿を中心とした素材を使用しているのも魅力だ。「インドはステキなものであふれている」=「インステ」のネタは尽きず、動画をどんどん撮りたいと思いつつ、このごろは瞬く間に時間がすぎる。
https://www.cordstudio.in/
https://thenotebookstudio.com/
☝︎ミーティングの途中で出された舟盛り! の巻き寿司と、フムス。このほかにもまだ数種類あった。おやつの領域を超えている。みんなね、よく食べるのよ。
☝︎ホーム・ベーキングのビジネスも加速するインド都市部。友人らの友によるチョコレート・ムースケーキ(奥)がまた、美味。しかし昨日感動したのは、手前のお菓子。ここ数年、インドの「ミタイ(Mithai)」と呼ばれる伝統菓子世界にも、新風が吹き荒れている。ミルクや砂糖、ドライフルーツなどがふんだんに使われた甘いお菓子。日本における和菓子のような存在感だ。このミタイが、見た目もおしゃれに、ギフト菓子として変化しているのである。見た目がかわいいだけでなく、味もいい! しかも甘さ控えめで、うっかり二つも食べてしまった。飾りの部分も、マカダミアナッツやカシューナッツ、アーモンドやピスタチオなどが使われていて、香ばしさもある。
☝︎バンガロール市街、かつてUnited Breweriesのキングフィッシャービールの工場があった場所に、2008年に誕生したUBシティ。隣接するキングフィッシャータワーには友人たちも暮らしている。たいへん豪奢な住宅ビルディングである。
☝︎夕食は、わたしがバンガロールに移住した当初からあるOLIVE BEACH。老舗の「安心感」に加え、最近は料理の味も洗練されて居心地がいい。久しぶりにマティーニを注文。昨日は迷わず「ジンベース」で。わたしにとって、マティーニといえば、30代のニューヨーク。一口飲めば、もう2年以上も訪れていないマンハッタンが、全身を駆け巡る。吠えたくなる。ところでわたしはあとにも先にも、インドで食あたりになったのは一度だけ。移住当初、この店のサンデーブランチで「怪しげな生牡蠣」を食べたときだ。どこが安心感だ。生牡蠣はまあ、どんな店のものでも、当たるときは当たるので、仕方ない。
平たい顔族の中でも、際立って顔がでかいのに。彫りが深い上に小顔で美形なインド友らと一緒だと、いっそう際立つ。自意識過剰はわかっているが、グラスでカモフラージュする技を使ってみた。ほぼ、効果はない。