昨日もまた、ディワリ・パーティに招かれた。お預かりしている京友禅サリー2枚のうちの、もう一枚。白地に赤い牡丹。清楚とダイナミックが共存するサリーだ。このサリーについては、また後ほど詳しく紹介したい。
さて、マリーゴールドをはじめとする花々で彩られた邸宅。お茶やお菓子をいただきながら、友人らと言葉をかわしたあと、Jal Tarangと呼ばれる打楽器の演奏を聴く。陶磁器のボウルに水を満たし、木製の棒で叩きながら音を奏でる。木琴や鉄琴のような塩梅だ。水の量を調節することで、好みの音階を実現できる。
わたしが初めてJal Tarangを聴いたのは、2018年2月のラジャスターン州ジョードプル。聖なる音楽の祭典に訪れたときのことだ。毎年開催されているこの音楽祭。本当に、夢のようなすばらしさにつき、関心のある方はぜひ、訪問をお勧めする。
そのあとは、ディワリのプージャー(儀礼)、そしてランチと続く。ポットラック(持ち寄り)の美味ランチ! 白いサリーにカレーをこぼしてはならぬと緊張しつつも料理を楽しむ。
参加者の中には、テキスタイルやファッションに詳しい人たちも少なくなく、京友禅についても、強い関心を示された。
友人知人らのファッションも、いつものことながら、本当に興味深い。ソーシャル・メディアへの掲載許可をもらった方(&Rocky兄さん😼)の写真だけを、ここでは紹介している。
サリーの着用機会が多いこの時期に、この役割を得られたのは幸運だった。尤も、毎回、同じサリーを着ていくわけにはいかないが、その存在を伝えられるだけでも有意義だと感じる。
♪聖なる音楽に浸り続けた。ラジャスターン州ジョードプル紀行
https://museindia.typepad.jp/library/2021/12/sufi.html