昨日は、Ambaraでの展示会に参加した後、すぐにOBEROI ホテルへ赴く予定だった。ところが、AmbaraのオーナーであるJayaが、ナーサリーの裏庭にオープンしたカフェでランチをと勧めてくれる。せっかくなので、「軽めのものを」と、サラダやラザーニアなどを少しずつ、試食させていただいた。
どれも心がこもったアットホームな味わいで、おいしい。売られているパンも魅力的。日本の食パンをイメージしたらしき「北海道パン」を購入し、先ほど朝食に食べた。これもまた、柔らかく、ほんのり甘く、おいしかった。
このごろのバンガロールは、アルチザン・ブレッドを提供するベーカリーが続々と誕生して、おいしいパンに不自由しない。かつて自分でパンを焼いていたころが、前世の記憶のように遠い。
その後、バンガロールでffolioというすてきなブティックを経営しているYashoと会うためにOBEROI へ。1991年に創業したffolioは、バンガロールのファッションを語る上では不可欠なセレクト・ショップ。インド各地のファッションブランドの服が、ヴァラエティ豊かに揃っている。わたしもインド移住当初からしばしば訪れてきた。
OBEROIのフレンチレストラン。緑あふれるテラス席で、お互いのバックグラウンドを語り合いつつ、楽しいひととき。彼女から聞く、インドのファッションの変遷の話も極めて興味深く、次回は取材をさせていただきたいとも思った。
わたしのソーシャルメディアをご覧になり、わたしのミューズ・クリエイションでの活動や、サリーを身に纏っている様子に関心を持ってくださった彼女。今後、日本とインドの高品質な手工芸品や嗜好品などのプロジェクトを協調しようとの話がまとまった。
来年、新しいことを始めるための弾みがついた午後だった。その前に、日本へ一時帰国して、わたし自身が日本再発見の旅をせねば……との思いを強くしている。桜の季節にでも帰ろうかな🌸
🥪追記/かつて、インドのカフェレストランといえば、「クラブハウス・サンドイッチ」が定番だった。インドの人は「温かい料理」を好むので、サンドイッチもホットなクラブハウスが人気なのだ。久しぶりに注文したところ、ヴォリュームたっぷり、具がたっぷりの豪華な一皿が供された。おいしい。
◉Ambara
The lifestyle & apparel Store is a space for Indian creativity in textiles, apparel, art & craft, housed in a vintage bungalow with a garden and cafe.
https://www.instagram.com/ambara.bangalore/
◉ffolio
South India’s first Design & Fashion space in the heart of Bangalore!
Curating local craftsmanship & designers for 3 decades
https://www.instagram.com/theffoliostore/
◉Breadtime Stories
https://breadtimestories.in/