2泊3日のショートステイを終えて、今日の午後、猫らが待つ旧居へ戻ってきた。何があっても4猫は、相変わらず歓迎もしてくれず、お帰りの挨拶もしてくれず、わたしに優しいわけでもなく、一旦は、逃げ回る。
世間の飼い猫に比べると、野性味が強い元野良ら。
物言わぬ彼らの存在に、どれほど救われてきたかを、しみじみと思う。特には、自分の心が弱っていたり、荒んでしまったり、迷っているときなどに。
マルハン家の猫歴は8年だが、この先、生涯、猫らの存在を無くすことはないだろう。いつの日か、1猫、1猫、見送らねばならないだろうけれど。都度、また野良らに、同居しに来てもらいたい。
昨日のクリスマスは、ひたすらに、リラックスした。朝食の後、ホテルを散策などし、くつろいだあと、遅めのランチ。Zenというオリエンタル料理のレストラン。ここで食事をするのは何年振りだろう。ひょっとすると10年くらい経っているかもしれない。
日本料理、中国料理、タイ料理……とアジア各地の味覚が集う。昨日はコース料理のサンデーブランチを注文。あまりのヴォリュームの多さに食べきれず。食べ盛りの若者らにふさわしいと思われるメニューであった。
チャイニーズの前菜や点心のほか、写真に撮っていないスープや、メインのタイ風カレーなどもあり。食後は部屋で爆睡し、夕飯は不要。なんともデカダンな午後であった。
今日はスパでマッサージを受けた後にチェックアウト。わたしたちのクリスマスホリデーはコンパクトに終わった。
生きているがゆえ、日々、いろんなことがあるけれど、ともあれ、今年も日本の家族や猫らを含め、身近なみんなが元気に一年を終えられそうで、よかった。