実は金曜日。またしても、Freshtohome.comからイワシを注文していた。
どれだけ、イワシが好きなのか。と思われそうだが、仕方ない。かなり、気に入った様子である。
料理もお菓子作りも仕事も趣味も、なんでも、そうなのであるが、覚えたての最初は数回繰り返すことが大切。1回目にうまくいっても、2回目にうまくいくとは限らない。3回目も失敗して、4回目にまたうまくいくこともある。
そういう失敗と成功が、最初のうちは交互にやってきて、やがて繰り返すうちに、成功率が高くなり、自分の得意、となる。
イワシの捌き方、調理法にしても、もう少し「手慣れる」べく、繰り返したいというのもある。そんなわけで、金曜日のゲストには、イワシの蒲焼きもお出しする。
他の日本人からの反応も見たいところであった。
ところが、1キロ注文したつもりが、間違って2キロも注文していた。セミナーのあと、ランチをとって午後のサロン・ド・ミューズに……と思っていたが、早いところ捌かねばならず、なぜかキッチンにたてこもる。小ぶりで状況の悪いイワシは、猫用に。なにしろおいしいのに廉価なので、そのあたりは、惜しみなく。である。
鮮度が落ちるので冷凍は避けたかったが、さすがに2キロ。明日、別の料理のために残すにしても、あまり過ぎるゆえ、しっかりと水気を拭き取って冷凍庫に。
形は悪いが主張強く旨味のあるオーガニックの大根&ニンジンは、茅乃舎の和風だしで味付けして煮込む。途中でしょうゆと酒を少々加えて風味を添えれば出来上がり。
イワシの蒲焼きは、やはりゲストにも、夫にも好評であった。炊きたてホカホカの日本米と合いすぎる。