昨夜はまたしても北京ダック。実はこれで3度目。あれこれとコツをつかめてきた。
イワシのフライも揚げた。毎度、中骨のフライが旨すぎる。おつまみに最適すぎて、やめられないとまらない。
ゲストは先日のハンピ旅を共にした繁田女史。ブツの取り引き(わたしが預かっていたKRSMAのワイン)をすべく、小型スーツケースをご持参だ。
旅の道中、彼女に『破天』を勧められたことがきっかけで、今回、実現したナーグプル旅。
話題は当然、そちらに転じて、しばらくは旅の報告話をしていたが、彼女が仕事で頻繁に出かける南インドのいくつかのエリアに、仏教遺跡が点在していることを知る。
「仏教には興味がない」と言いつつも、連発される「ナーガルジュナ(龍樹)」というキーワード。
彼女が仕事の移動中、意図せずして、立ち寄ることになったという仏教遺跡の写真多数に目を奪われる。
彼女の口から出る地名を聞いて検索するたびに、目に飛び込んでくる仏教遺跡の写真に驚愕。
インド。古代遺跡などがさりげなく、そのあたりにゴロゴロとしているということは知っていたが、仏教遺跡もまた然り。
北インドに始まった仏教だが、南にも当然、伝播していて、アショカ王の時代には国の宗教にもなっていたわけだから、全国に点在していて不思議ではない。
北に比べて南はイスラム教からの攻勢も緩く、マンセル遺跡同様、しっかりと掘れば、コンディションのいいものが出てくるのではないかと思われる。
ちなみにお隣アンドラ・プラデーシュ州には、ヒンドゥー教徒ながらも「ナーガルジュナ」という名前の男性が多いらしい。
次の旅のテーマもまた、あれこれと浮かんできて、もう、海外旅行に出かけている場合ではないインドの深み。
Incredible India。人生が足りない。