Tomorrow, July 7th is the day that Arvind and I met in New York. Therefore, I baked "Tarte tatin" one of the favorite sweets of Arvind. Actually, most of them are enjoyed by members of Muse Creation! :-)
明日七夕は、我々夫婦の「出会い記念日」。1996年7月7日、ニューヨークで出会って以来、22年の歳月が流れた。
このところ、しばらくタルトを焼いていなかったので、久しぶりに、夫の好物であるタルト・タタンを焼いた。10年前のパリ。シャンゼリゼにあるラデュレでタルト・タタンを食べて以来、彼の好きなお菓子の一つとなったのだ。
昨夜は、甘酸っぱくて味がしっかりとしたロイヤル・ガラ(Royal Gala) を大量に購入。インドでも北部シムラ界隈でリンゴがとれるが、輸送に時間がかかるせいもあるのか、未だにお味は今一つ。南国の果物は美味なものがたくさんだが、リンゴに関しては、輸入物に頼っている。
バンガロールでは、米国産、ニュージーランド産などが入手できるが、今回は米国産。
昨夜のうちに、黙々と皮を剥き、砂糖とバターで煮込んでおいた。
タルトの生地も作っておいた。
そして今日、STUDIO MUSEの活動が始まるころに型に入れ、オーヴンに入れる。するともう、家中にいい香りが漂って、みなの食欲を刺激するのである。バターと砂糖と小麦粉の香り。どうしてこんなにすばらしいのだろう。
タルト・タタンは逆さまにして、りんごの形が残っているところがポイント。甘みが結構強いので、砂糖を加えていない生クリームをトッピングに添える。
普通にりんごをスライスして焼くアップルタルトもおいしいけれど、この独特のタルトがまた、魅惑的なのだ。
料理もそうだが、菓子を作るときには無心になれて、諸々ひらめくことも多く、それなりに、意味のある時間。楽しい。