本日、カニンガム・ロードにオープンしたばかりのオーガニックショップ、ORGANIC WORLDに立ち寄った。バンガロール市内に数カ所、同時オープンしたこの店については、また後日紹介したい。
ORGANIC WORLDで買い求めたオーガニック野菜で、今夜はヘルシーなヴェジタリアン料理。昨夜遅く、会合先で食べたインド料理が重かったと夫が言っていたこともあり。
久しぶりにメティ(フェヌグリーク)の葉を購入。葉っぱの部分だけを摘んで洗浄。多めの油にジーラ(キュミン/クミン)シードを散らし、香り立つまで軽く炒める。
メティは胃腸の働きをよくし、コレステロール低下や脂肪の蓄積を抑制するなどの効果があるとされる。ジーラは香ばしい匂いを放ちつつ、消化促進や解毒作用、利尿効果がある。
我が家では、マニプール産の石鍋(ウェザーストーン)を使い、ジャガイモとともに調理する。水を加えず、大量のメティをジャガイモの上に載せ、蒸し焼く感じにする。これで調理すると、料理がよりヘルシーに仕上がるのだ。メティは驚くほど、シュ〜ンと萎れるので、たっぷり投入してノープロブレム。
カリフラワーは、マスタードオイルで炒めた後、ターメリック(うこん)と塩を軽くふりかける。ターメリックは、抗菌作用や消化不良、皮膚疾患に、糖尿病、関節炎、貧血その他、なんだかんだに効果があるとされている。
体調が思わしくないときには、温かいミルクにターメリックとハチミツを加えたものを飲むと、滋養がついて、元気が出る。インドではHaldi Doodh(ターメリック・ミルク)と呼ばれる昔ながらの飲み物で、これにシナモンや生姜、カルダモンなどを加えると身体が温まってよい。
ちなみに我が家では毎朝、ターメリックとモリンガを湯に溶いて、ハチミツを加えて飲んでいる。
完熟トマトは適当に切って加熱し、コンソメがわりに茅乃舎の野菜だしを加えて煮込むだけ。最後にブレンダーでスープに。スープというよりはトマトソースだが、濃厚でおいしい。
ジャガイモとメティはホクホクと炊き上がり、メティのほのかな苦味と、ジャガイモのほの甘くコクのある味わいがいいバランス。カリフラワーは、特別においしい! と強調するほどの味ではないが、身体にいい味がする。
薬膳風インド料理。もっと頻繁に、食卓にあげたいものだ。
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