帯状疱疹が発症してから2週間。自分なりに安静の日々を心がけ、なるたけ滋養のつくものを料理してきた。しかし、今思う。滋養がつくというよりは、「高カロリー食」すぎではなかったかと。体調を崩して(あまり崩れた気はしないが)、むしろ体重が増えてしまう哀しみ。
丸鶏のチキンスープだの、なんちゃって肉骨茶(パクテー)だの、マトンのグリルだの、地鶏のレヴァー煮付けだの、イワシのフライだの、マトンビリヤニなど、がっつり系の料理をもりもりと準備しては、もりもり食べる日々。
ちなみに肉骨茶は、スロークッカーに、八角やカルダモン、クローヴなど「身体を温めるスパイス」、即ち「ガラム・マサラ」を適当に入れ、さらには身体を温める生姜やにんにくを入れ、ポーク・スペアリヴを入れて、数時間、じわじわと煮込む。
なんでも帯状疱疹は身体を温めた方がいいとのことだったので、あえての「ガラム (Hot)」である。
味付けは塩、胡椒、醤油、バルサミコ酢などで適当に。豚肉は、骨からするりと外れるほど柔らかく煮込まれ、スープには豚肉と骨の滋味がしっかりとしみだしている。極細麺のエンジェルヘア・パスタを茹でて、ラーメン風にして食べる。おいしすぎる。
一昨日の九州沖縄県人会でも、出される料理を次々に食していたら「よく食べるな〜」と、周辺の人々に突っ込まれた。無論、わたしの周囲には、「おじさまがた」が多かったからで、若者らはもっと食していたに違いない。
さて、この週末は、発疹は治まり、痛みもほとんど感じられなくなったことから、今日は夫のリクエストで、またしても日本料理のサンデーブランチ@Yataii。
半月ぶりのアルコール解禁である。久しぶりのアルコールは、かなり回りが早く、グラスの半分程度を飲んだところで、眠たくなってしまった。
インドには、「フレッシュライム・ソーダ」という、便利な飲み物が遍く普及している。絞ったレモン汁(インドのレモンは、ピンポン球くらいのライムのような果実)を炭酸水で割ったものだが、これには砂糖、もしくは塩の選択肢がある。
わたしは砂糖(シロップ)を別に持ってきてもらい、ほんの少し甘みをつけて飲む。自宅で作る時にはハチミツを入れる。2杯目くらいからはレモンとソーダだけで飲んだりもする。ビールを飲まずとも、なにかしら飲んでいる気になれるのがよい。
これを機に、これからは平日のアルコール摂取を控え、酒量を軽減させようと思う。