思えば今年は結婚20周年。インド生活15周年。一人暮らしのときには、比較的「雑」だった食生活は、結婚をして、ニューヨークからワシントンD.C.に移ったころから、徐々に改善された。インドに移住してからは、アーユルヴェーダの理念その他も相まって、食の重要性を身を以て感じるライフ。
さほど厳格に健康食を追求しているわけではないが、極力、加工食品を減らし、地産地消を心がけている。とはいえ、ロックダウンの歳月は、昼夜の調理が面倒で、ときどき出前を頼んできた。
この1年間で、インドのデリヴァリー事情は劇的に向上し、あらゆるレストランが対応している。おすすめの店舗も多々ある。このごろは、食の記録がおざなりだが、過去1週間のうちに撮った写真から、何枚かを紹介したい。
☝︎おなじみGourmet Gardenの野菜と、Krumb Kraftのパン。
大量にまとめて買ったので、一気には食べられず、このサラダは配達されて翌々日の野菜。しかしながら、まだ瑞々しさを保っている。お気に入りは、農場見学の動画でも紹介しているスプーンレタスなど。カラフルなパプリカは、甘みがあって果物のようで、本当においしい。発芽豆やアヴォカドを添え、先日浸けたばかりの庭で収穫した粒胡椒を散らす。
市販のドレッシングを使わず、良質のオリーヴオイルやバルサミコ酢、レモン汁、ヒマラヤの岩塩などを散らばすだけで、十分においしい。サラダをオリエンタルに味つけたいときは、ごま油や醤油、酒などをふりかけるだけで、それっぽくなる。
https://gourmetgarden.in/
https://krumbkraft.in/
すてきな店がオープンしたと聞いていたが、行く機会がないまま。モダンにアレンジされたインド料理が、あれこれ、美味。この店には近々、足を運びたい。
http://www.thepermitroom.in/
昨年、ディワリセールで購入したタジン鍋が、あまりにも便利かつおいしく調理できるので、頻用している。上部は陶器なので取り扱いに注意が必要だが、下部はメタルなので丈夫。最も、急激な温度差は避けるべし。鍋物、蒸し焼き、その他、これまでオーヴンを使っていたものも、この鍋でできるようになった。この和風煮込み料理はパッとしないが、参考までに。
以前、オーヴンで作るグラノラを紹介したが、フライパンで地道に煎れば十分おいしくできることがわかったので、最近はフライパンを使用。オーガニックのオーツを好みのドライフルーツと共に炒るだけ。強いて言えば、レーズンは後半に入れた方がいいというくらい。以前は小さく切ったりしていたが、面倒なので、ザザッと入れる。食べるときに、自分で噛めばよい。最後にジャガリ(天然の糖)で味付けをする。シナモンやら、ココナツのパウダー、ココアなど、好みのフレイヴァーをなどを加えてもおいしい。
ヴェジタリアンの店ながら、ヴァラエティ豊かにおいしいビルマ料理が楽しめる店@インディラナガール。ただし、一部メニューにMSG(化学調味料)が使われているので、気になる人は注文の際にMSGを使っていない料理を選ぶことをお勧めする。
https://burmaburma.in/
先日紹介した、ケララの調理用バナナ。今回、スライスしてバターで焼き、シナモンを振りかけてみた。おいしい。非常においしい。傍の鍋では、イチゴの残りを軽く煮詰めている。いい香りに包まれる朝のキッチン。幸せ。