クリスマスを間近に控えた今日。友人Dekyiに誘われて、彼女の家へ赴く。チベット系インド人の彼女と出会ってからというもの、パーティなどでは、わたしをDekyiだと勘違いした見知らぬ人から、声をかけられることがよくある。彼女もまた、わたしと間違えられることがあるようで、折に触れては、姉妹を超えて、同一人物状態だ。
思えばチベットの家庭料理をいただくのは初めてのこと。料理人がサーヴしてくれるできたてのモモ(チベットの蒸し餃子)に始まり、独特のダル(豆の煮込み)、ビーフジャーキーを柔らかくしたような、旨味が詰まった牛肉料理、そしてシンプルに見えて、これまた独特の旨味がきいた卵料理など、どれもおいしくて、たっぷり味わった。
彼女の義母も同席して、3人でのランチ。夫とわたしの国際結婚にまつわるコメディでしかないエピソードなどを話しつつ、食べながら、笑い転げながらの、楽しいひととき。
同じインド人同士でも、異なるコミュニティ同士の婚姻は、国際結婚のようなもの。その差異を巡る互いのエピソードには共通項もあり。詳細を書き連ねたいところだが、Google自動翻訳に、間違った翻訳をされそうなので、夫婦の話題は避けておくのが無難😅
🎂帰路、立ち寄ったTheobromaもクリスマス仕様。お気に入りのケーキやクラッカーのほか、パルミエ(源氏パイ風)も初めて購入。さらには、Theobromaの歴史を記す本も買った。創業した女性の出自はムンバイのパールシー(ゾロアスター教徒)で、彼女の生い立ちから今日に至るまでが描かれているのだ。
インドのキッチンを通して、多様な文化やライフスタイルを伝える書籍は多く、手元にも、魅力的な本が何冊もある。そんな書籍をもまた、いつか紹介したいものだ。
わたしはバンガロールにいながらにして、旅の途中でもある……との思いを新たにしつつ。ここに在る自分を慈しむ。