ヒンドゥー教の新年であり光のお祭りでもあるディワリは、一年で最も盛大な祝祭だ。今年は11月中旬がディワリだが、すでにディワリ関連のイヴェントやパーティはあちこちで開催されている。友人ら、あるいはコミュニティやグループが企画のパーティの招待状が舞い込んでくる。
さらには今、結婚式のシーズン。我が家はわたしが日本人だし、夫の家族&親戚は非常に小さいので、身近に結婚式を挙げる人はいない。しかし、基本的に大家族主義で親族の結束が強いインドのソサエティは、結婚式に参列するだけでもたいへんだ。
インドの結婚式は1日で終わらない。数日間のプログラムが用意されていることもあり……。パンデミックを終えて、静寂を打ち破るが如く、去年、そして今年と、イヴェントごとの賑わいと華やかさは、以前にも増してパワーアップしている気がする。
さて、妹夫婦の滞在は5泊6日。無理のない程度に、街を巡るなどしている。一昨日は市街東部のインディラナガールへ赴き、行きつけのカフェレストランARAKU COFFEEでランチをとった。
インディラナガールは、かつて「町外れの住宅地」だった。1980年代、義父ロメイシュが仕事でバンガロールに赴任していたころ、インディラナガールに住んでいた。普段はデリーで祖父と暮らしていた夫と義姉は、学校が休みの時、ここに滞在していたらしいが、当時は閑散とした森のような場所だったという。
わたしが移住した2005年ごろには、エリアの南北に横たわる100フィート・ロードこそ、飲食店やブティックが立ち賑わっていたものの、さほどの喧騒はなかった。しかしながら、過去十数年の栄枯盛衰たるや著しく。
中でも100フィート・ロードに交差し東西に横たわる12th Mainという通りの変貌ぶりには目を見張る。昔は、ここにあるKerala Ayurvedaのクリニックに通うため、毎週のように訪れていたが、このごろは、Urban Companyというサーヴィスの一つで自宅でサロン(スパ)のフルサーヴィスが受けられるようになったことから、あまり訪れなくなった。すると、来るたびに新しい店舗が誕生しているのに気づく。
クライアントの視察旅行などの際には、必ずご案内する通りのひとつなのだが、店が進化する一方、舗道の整備ができなさすぎており、足元が危険。極めてスリリングな探訪となるため、「歩きやすい靴で」とお願いしている。
ARAKU COFFEEでは、お気に入りのコールド・コーヒーや各種料理を注文。高品質な食材の料理は、いつも本当においしい。わたしのお気に入りはフライドチキンのサンドイッチ(バーガー)。KFCのジンガーバーガーのヘルシー&高級ヴァージョンといったところか。おすすめだ。
食後、足元の悪い中、Fabindia, Nicobar, Theobroma, Jaypore, そして数カ月前にオープンしたThe Shopなどに立ち寄る。そしていつものごとく、最後はOrganic のスーパーマーケットへ。
インディラナガールの12th MainとCMHロードを歩き、そこに面する店舗をじっくりと視察するだけで、バンガロールのトレンドとインド・ライフスタイルの断片をディープに知ることができる。もちろん、説明なしサラッと表面を見ただけではわからないことばかりにつき、コーディネーター(わたし😼)が必要だ。
OKaeri Ventutersでは、バンガロール視察も早晩、本格的に開始しようと思う。
🍔
昨日は、わたしはUBシティにて、YPOフォーラムの月例ミーティングのあと、友人らとランチ。1枚目の炎が上がっている写真は、UBシティにあるトルコ料理レストランÖz by Kebapçi。ここのノン・ヴェジ料理、特に肉類は非常においしいのだ。
ランチのあと、妹夫婦と合流。キングフィッシャータワーに暮らすチベット系インド人の友人Dekyiがいつものごとく、家に招いてくれた。KENZO(犬)も元気に出迎えてくれてかわいい。
こうして瞬く間に月日は流れる。
さて、今日はこれから、楽しみにしていたハンディクラフトのバザール、A HUNDRED HANDSへ出かける。バンガロールにお住まいの方、お勧めですよ!!