🌳昨日の最終目的地はBIC (Bangalore International Club)。ここで開催されたBhoomi主催の式典プログラムに参加するためだ。バンガロール郊外にある、オーガニック農法や環境問題に取り組むBhoomi Collage。わたしは2012年に訪れたオーガニックフェアでその存在を知り、同学校が発行する雑誌を定期購読してきた。日本の福岡正信自然農園については、その雑誌を通して知ったという経緯もある。
その後、バンガロール南部郊外にある学校にて開催されたバザールにも訪れ、彼らの活動の一端を学んだ。
さて、この日は、気候変動対策や自然保護に取り組む全国的な学校連合 “All Schools CAN (Climate Action and Nature)” の発足を記念する式典が開催された。同連合の主導により、サステナブルな未来を構築すべく取り組みが、より広く積極的に展開されるというものだ。登壇者一人一人が、地球環境の変容を前に、未来の子どもたちのために叡智を集結させようとしている。専門家が手を取り合って、具体的な運動を始めようという切望していることが、伝わった。
関心のある方は、ぜひとも関連サイトにアクセスしていただきたい。
時間の都合上、最後のハイティー(ほぼ夕食)まで参加することができなかったが、このような活動の一端について、気軽に学べる環境をありがたく思う。
先ほど、旧居の書斎から、10年以上前に定期購読していたBhoomiの雑誌を引っ張り出した。久しぶりにページをめくれば、今なお、ぐいぐいと惹きつけられるテーマの数々。雑誌はすでに廃刊となっているが、やはりこうして手に取ると、ネットで情報を得るよりも遥かに、強く、心惹かれる。雑誌やテキスト類など、まだまだ多数の書物を旧居の書棚に収めているが、このシリーズは新居の「月光ライブラリ」に移動させよう。たとえ10年以上前の編集でも、内容は普遍的なものが多い。勉強になる。
月光ライブラリが、また豊かになる。
🌱BHOOMI COLLAGE
https://bhoomicollege.org/
🌱居心地のいい場所、バンガロール・インターナショナル・センターにて。手紡ぎ手織りの布。インドで仰がれる福岡正信の自然農法(2021年1月)
https://museindia.typepad.jp/2021/2021/01/bic.html