日曜の夜。毎度おなじみ、簡単で美味すぎる鶏のスープを作っていた。なにしろランチは「日本のカレー」だったので、簡単に、軽く、ですませたかったのだ。
その残りのスープで、月曜のランチはにラーメン。スープが残り少ないのを、無理矢理、である。骨についていた鶏の身をほぐし、海苔を添えて完成、野菜はないが、朝からニンジンジュースなどを飲んでいるし、まあ、よしとする。
先日も記したが、ミューズ・リンクスの調理実習でも、そのおいしさに感嘆される。
脂肪分や内臓を取り除いた丸ごとの鶏を鍋に入れ、ショウガの千切りと塩を適宜入れて、ひたひたになるくらいの水を注いで、ぐつぐつと煮込む。
そのあと、いつもの茅乃舎のしょうゆを加える。このしょうゆがおいしいからこそ、スープの味がぐっと引き立つ。さらに最後は、バルサミコ酢を加えて、味に深みと広がりを与える。
灰汁を取り除いても、どうしても次々に浮かんで来るので、器に注ぐ時に茶こしを使う。透明感を重視し、ものすごく真剣に漉したい人は、コーヒーの紙フィルターを使うといいだろう。
ササミなど、胸肉のぱさぱさとしたところなどは、調味をするまえに、猫らに与える。身をほぐしている間にも、ROCKYはシンクによじ上らんばかりに身を乗り出す。
人間も、猫も、幸せ。