わたしにとって、ポップコーンとは、家で作るもの、だった。
東京に住んでいたころから、だろうか。だとすれば、20年以上も前の話だ。
先日、ミューズ・クリエイションのメンバーが「放課後」まで残った際、ビールのつまみにとポップコーンを作った。すると、居合わせた人がみな、鍋で自分で作ったと知って、驚いた。
インスタントのポップコーンを作ったと思い込んでいたのだ。
乾燥したトウモロコシを買っておく。
フライパンにたっぷりめのオリーヴオイルを敷き、トウモロコシを入れる。
蓋をして、中火で加熱しつつ、焦げ付かないよう鍋をゆする。
パンパンと爆ぜる音が聞こえなくなったころに、火を止める。
塩をかけて、できあがり。
夫が不在の夜なども、ワインを飲みつつ、たっぷりポップコーン。
添加物もなにもない。オリーヴオイルと塩とトウモロコシだけ。バターを少し、風味付けに使ってもいい。そこそこ、ヘルシーなスナックだ。
夕飯は、残り物で、手抜き、適当。そんな夜もいい。
ちなみに乾燥トウモロコシ、インディラナガールのMKリテイルで購入しが、多分、あちこちのお店で、売られていると思う。