ムンバイ出張を終えて数日後。気分が落ち着かない中ではあったが、12月25日金曜日のクリスマスは、調理実習と言う名の夕餉の準備を実施し、夜は20名ほどを招いてパーティを行った。
例年よりもゲストが少ないとはいえ、足りなくなると困るので、やや多めに。なにしろ去年は、おかわりをする参加者が多く、明らかに足りなくなったので。
上の写真は、最初に準備したタルト・タタン。リンゴを煮詰めたり、タルト生地を寝かせたりしている間に、他の調理をするという流れ。
大まかな作業工程をメモしておく。さもなくば、毎回必ず冷蔵庫から取り出し忘れるなどの「作り忘れ」が発生するからだ。
玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンを敷いた上に、ドンと2羽の鶏。いつもの丸ごと鶏肉のグリルである。巨大ルクルーゼ鍋が大活躍だ。
これは、タルト生地を伸して、バターと砂糖で煮たリンゴの上に載せようとしているところ。この料理にもまた、夫がニューヨーク旅で購入して来てくれた平たい鍋が大活躍。特にオーヴン料理には、本当に便利。
焼き上がったタルトは、本来、逆さまにしてリンゴが上になるようにしてサーヴするのだが、大きすぎてうまくひっくり返すことができそうにない。ゆえに、タルト生地の余りをクッキー型で抜き取り、お子様っぽいが、デコレーションした次第。
左上は手づくり鶏ハム。下は左からイカとエビのソテー、チキンのグリル、そして豚肩肉2キロ分のキャベツ煮。なぜバーモント風かといえば、前日から、リンゴとハチミツ、そしてショウガやしょうゆなどでマリネしておいたからだ。
米国バーモント州に長寿の人が多い理由が、「リンゴ酢とハチミツ、そして海藻」を摂取する人が多いからだと言われていたことから、リンゴとハチミツと言えば、バーモント、なのらしい。リンゴ酢とハチミツを水や炭酸水で割って飲めば、健康ドリンクである。
この日のインド人のゲストは、ノンヴェジタリアンのみ。しかも全員、豚肉も食べる。みな、喜んで食べてくれて、やはり料理は瞬く間に、消え去っていったのだった。