🎂I baked “Japanese version Shortcake” for my husband and the members of Muse Creation. Yummy!
🍰今週もまた、華やかなスイーツ。先週に引き続き、今週も「ちょっとだけ凝ったもの」を作りたく、ショートケーキを。
🍰実は先週、Studio Museのお茶の時間に、フルーツタルト食べつつ話していたところ、メンバーの一人が「インドでは、いちごのショートケーキ、売ってませんよね」と口にしたのが契機(ケーキだけに!😉)。
🍰日本ではスタンダードすぎるほどにスタンダードなショートケーキ。実はあのふわふわスポンジに生クリームといちごの3点セットなショートケーキは「日本ならでは」のスイーツだ。
🇬🇧ショートケーキの発祥地は英国とのことだが、英国のそれはスポンジではなくビスケット風のがっしりとしたもの。米国のものは、ベーキングソーダが加わるものの、日本のようなフワフワ感、および「ピシッとしたシェイプ」ではない。先日わたしが記したところの「チョコチップクッキー」的な作りっぷりである。
🇯🇵日本のスポンジケーキの発祥は大正時代の不二家だと言われている。クリスマスにショートケーキというのも、不二家のケーキが端緒ではなかったろうか。ヴァレンタインズデーにチョコレートを贈る習慣を日本にもたらしたのも、不二家の貢献度が相当に高かったように記憶する。1970年代、ハートチョコレートは相当売れたはずだ。
🍓バンガロールのいちごの季節は限られている。今が旬とあらば、ショートケーキを作るべきではなかろうか……と思ったら、どうしても食べたくなった。昨夕、ドライヴァーのアンソニーに大量の卵といちご、生クリームを買ってきてもらい、昨夜のうちに、生地を焼いておいたのだった。
🍳材料は、卵、砂糖、小麦粉、コーンスターチ(コーンフラワー)のみ。バターは使わない。卵と砂糖をしつこく泡立てるのが、コツといえばコツ。ちなみにわたしは、ロールケーキのレシピをそのまま採用。くるっと巻く代わりに、2ロール分を焼いて、重ねただけである。生地が薄いゆえに、焼き時間も12分程度と短い。計24人分。写真は朝組メンバーの分をすでに切り分けているので、ほぼ正方形だが、最初は長方形である。
🍍いちごだけでなくパイナップルも挟み、庭のミントを摘んで飾って、見た目も少し華やかに。手に入ったいちごは、毎度のことだが、大きさ、形が不揃いだったので、ザクザクと切り、アメリカンにざざっと盛り付けようかと思ったが、今日のわたしは日本人モード。大きさを適宜整えつつ、比較的几帳面な仕上げにした。
🔪毎度おなじみカステラ包丁で切り分けるも愉し。残りは明日のおやつに。実は翌日の、少しスポンジがしっとりとしたものも、風味が増しておいしい。アーユルヴェーダグラムでの地味食の反動が、まだ続いている模様……。おいしいものを、少しずつ。幸せに味わおう。