🚙オンラインショッピングに頼りきりで、街へ出ての買い物が激減して久しい昨今。昨日の午後は久々インディラナガールへ。住宅街の目抜通りに、レストランやブティックなどが「点在」していたこのエリア。今では「立ち並ぶ」という形容が相応しいほど、数多くの店舗が見られる。特に大通りである100フィートロード、およびCMHロード、12th Main沿いの店舗は栄枯盛衰著しく、10年以上前から変わらずにある店の方が圧倒的に少ない。
🚙高級スーパーマーケットのNature’s Basketでお気に入りのムンバイ発ヘルシースナック菓子などを買い、オーガニックショップのFresh Earthで石鹸やスパイスを。そのあと久々にFabIndiaに立ち寄り、リネン類をチェック。夫が最近に気に入っている「モディ・ジャケット」、おしゃれなテキスタイルのものがあれこれとある。今度、彼と一緒に来よう。
🚙久しぶりにDaily Dumpに行き、コンポスト用の素焼きポットを新調。我が家は十年来、自宅で出る生ゴミはすべて、この素焼きポットで堆肥にし、庭の肥料として使っている。プラスチック類や新聞などもリサイクルに持って行くので、我が家から出るゴミはとても少ない。かつて、この団体が企画していたバンガロールのゴミ処理ツアーに参加したのが、ゴミ最低限ライフを始めた契機だ。Daily Dumpには、毎年ミューズ・チャリティバザールに出店してもらっている。
🚙お気に入りのオーガニックショップ、Happy Health Me。パンやお菓子を作るときの精製小麦粉 (Maida)は、ここのものがいい塩梅で焼きあがる。天然の砂糖やスパイス、シリアル、スーパーフードなどをまとめて購入。しかしこの店も最近、オンラインサーヴィスを始めたので、益々足が遠のきそうだ。
🚙日本的中国製不思議ブランドの「メイソウ (Miniso)」。噂通り、無印良品とユニクロとダイソーのコンセプトが一体化したような商品構成だ。ミューズ・クリエイションのハンディクラフトチームの素材類を仕分けるのに便利な収納ボックスを久しく探していたのだが、ここにきてようやく、よさげなものを見つけて購入。行った甲斐があった。
🚙インドのデザイナーズ・ブランドとしては最古のRITU KUMAR。故ダイアナ妃もインド来訪の際、購入されたというそのブランド。かつては絹と綿素材の衣類しか売っていなかったが、今では化繊素材のカジュアルラインもある。SALEの文字に引き込まれて入ったが、いつものように、セール品以外を気に入って買ってしまう。
💅買い物を終えたあとは、ネイルサロンでペディキュアを。料理の妨げになるので、普段は手にマニキュアをしない。一方、年中、サンダル履きで踵などが乾燥しがちなので、フットケアは欠かせない。インドでは、男女を問わず、足のお手入れをする人が多い。もちろん男性はエナメルを塗るわけではなく、お手入れとマッサージのみだ。
💅ネイルケアを終えたころには夕闇。最後の目的地、ディナーの待ち合わせ場所へ。一年半ぶりに、「世界を駆けるラテン系日本男児」豊田氏と、彼の会社のスタッフ裕美さんとディナー。買い物で適度に疲れているはずが、話し出すと止まらない。
🍷文章を書くことも、話をすることも、「読みたい」「聞きたい」という人がいてこその。わたしは自分の表現することが、一般的ではなく、多くの人の共感を得られるものではないということを理解している。それでもこうして日々、淡々と、延々と綴っているのは、たとえ小人数でも、じっくりと読み、何らかを感じてくれているであろう人がいることを、察しているからにほかならない。
🍷投げた言葉がしっかりとキャッチされ、速やかに投げ返される、というのは、爽快で楽しいものだ。会話のテーマは多岐に亘り尽きず。歳月の流れとともに、とりとめなくヴァージョンアップしていく自分を見つめ直し、余計な部分を削り落として「研ぎ澄まさなけば」とも思う。自分の中にも「洗練」を。
🍷ちなみにディナーは2度目のSly Granny。タパス風アペタイザーを何種類か頼んでシェアした。どれもおいしい。3人で白赤ワイン計2本を飲み尽くし、ご機嫌な夜であった。ごちそうさまでした!
😳Sly Grannyという店名。直訳すると、「ずるいばあさん」。なんでこんな名前なんだろうと気になってサイトを見たところ……ユニークなエピソードを発見! あるとき、ニューヨークに住んでいるインド人男性のもとに電話が入る。ほとんど交流のなかった亡祖母の遺言で、彼に彼女が住んでいたアパートメントが、彼に託されたという。
😳彼が相続したアパートメントは、祖母が集めていたらしき、さまざまなアルコールのコレクションや風変わりな家具などでいっぱいだったという。彼はその空間に惚れ、店にしようと思いつき、同店の誕生に至ったという。おもしろいなあ。ちなみに彼は、今もニューヨークに住んでいるとのこと。次回訪れる時には、家具調度品を、もっとじっくり眺めてみようと思う。