今までは、毎朝、ニンジンやフルーツをスロージューサーにかけ、コールドプレスジュースを飲んでいた。大量の素材を、メイドに皮を剥いたりしてもらい、ジューサーにかけていた。しかし今、「大量消費」が果たして正しいことだったのか、疑問に思い始めている。
いつだったか、ヘルスケアに関するセミナーで、講師が話していた通り、自分で剥いて、しっかりと噛み締めて、食べる方がいいような気がしてきた。ジュースにするのは、「手軽に摂取するため」である。今、確かに暇ではないが、しかし急ぐ必要はない。面倒臭がらなければ、フルーツを切って皿に盛り付けるくらいの時間は十分にある。
このほうが、視覚的な満足度も高い。ニンジンとジャガイモのスープも、おいしい。自家製パンも、おいしい。
ぬか漬けも悪くない。キュウリは定番。昨日は「スイカの白い部分」を捨てずに切って漬けてみた。歯ごたえがあり、思いの外おいしい!
冷凍していた骨つきマトン肉を解凍。トマトや玉ねぎ、にんにくなどとスロークッカーに入れてゆっくりと煮込む。放置しているだけでいいから便利。最後に味付けを整える。
日本米が少なくなってきたので、バスマティライスで豆ご飯を作る。多めに炊いて、翌日、チャーハンにするのもいい。ニンニクやタマネギをバターで炒め、ご飯を炒めて塩胡椒をするだけでも、おいしい。さっと醤油をかけてもよい。
日々、庭の花を摘んで、ダイニングテーブルに飾る。窓の向こうで蝶が舞う。それを猫らが追いかける。ジャンプする。たのむ、捕まえないでくれ!
自分がアーミッシュになったような気分になっている昨今。このロックダウンが開けた後の世界の行方が気になる。
今までと同じでは、あって欲しくない。