Yesterday, I wore a saree again to a party. I bought this saree at my favorite boutique Cinnamon, over 10 years ago. It is made of lustrous soft silk with chrysanthemum-like flowers on it. Light and comfortable, it’s one of my favorite.
🇯🇵ホリデーシーズン真っ只中のバンガロール。このごろは、朝な夕なに、季節外れの雨が降り続いている。一呼吸おかなければ、今が何月なのか、わからなくなる節目なき歳月。
大雨降りしきる中、昨夜もまた社交の夜。ホストは「マルワリ」と呼ばれるラジャスターン地方が出自のコミュニティの一族。彼らの文化やライフスタイル、食生活については、過去のブログにも記しているので、ぜひご覧いただければと思う。
◉インドの商業コミュニティ「マルワリ」の人々の食生活
➡︎ https://museindia.typepad.jp/eat/2018/03/marwari.html
◉ラジャスターン旅 05@ジョードプル/聳える城塞とジップライン。宮殿ホテルとマハラジャの歴史。
➡︎ https://museindia.typepad.jp/2017/2017/12/jodhpur.html
昨夜もまた、マルワリのヴェジタリアン料理を堪能した。ギター弾き語りのミュージシャンによる「ほどよい音量」の音楽も心地よく、新しい出会いの多いひととき。
ドレスコードは「インディアン」だったので、迷わずサリーを選んだ。しかし、きらびやかに着飾るゲストの女性たちの大半は、サリー以外のインド風ドレス。
わたしは、今年8月に誕生日を迎えたとき、これからはサリーを頻繁に着るのだと決めた。
過去10年あまり、サリーを着る機会が激減していた理由は、パーティなどに着て行っても、周りに着ている人がおらず、外国人のわたしが張り切ってサリーを着ていることに、居心地の悪さを感じたからだ。
これまで、インドの友人知人らに「サリーを着るのが上手ね」と言われるたびに、「外国人にしては上手に着られている」と、褒めてくれているものだと思っていた。
しかし最近、気がついた。我が周囲のインド人女性らには、「自分でサリーを着付けられない」人が多いことに。
パーティや宗教儀礼のときに着用する際は、義母やメイドに着付けてもらうという話も聞いた。この数カ月の間に、「今度、サリーの着方を教えて!」と、一体何人のインド人女性に言われたことか。昨夜もそうだった。
「わかった、今度、講習会をします。着やすい、かつ踊りやすいサリーの生地についても教えます」
などと返答。なんだか、いちいち、面白い。かくいうわたしは、浴衣は着れるも、着物は自分で着たことがない。
インドの友人たちからは、日本料理の作り方、特にヴェジタリアンの巻き寿司の作り方など、料理指導のリクエストも多い。日本茶のイヴェント企画と併せて、ヴェジタリアンな日本食を考案してみようとも思う。
さて、昨夜着用したのは、10年以上前、CINNAMONというブティックで購入したシルクのサリー。これは伝統的な手工芸というよりは、モダンなプリントだと思われる。ピンクから紫にかけてのグラデーション、菊の花のようなデザインが、日本の浴衣のようでもある。
軽くて薄くて、最も着やすい一枚だ。このブラウスもパツンパツンになっていたので、やむなくAmazon.inで、ボリウッドダンスのエクササイズ用に購入していたTシャツ風ブラウスを着用。
周囲は「なんて着やすそうなブラウス!」「ちょっと触っていい?」と興味津々。「Amazonで数百ルピーで売ってまっせ」と教えたら、みな知らなかったと驚かれる。
そう。こういう既製品のブラウスが選択肢も豊かに出回り始めてから、まだ10年にもならない。インドはファッションの志向もまた変化著しくて楽しい。