いちにちのはじまり、朝食は大切。そのときどきで、我が家の朝食のトレンドは変わる。今日はここ数カ月のトレンドを。
一時期は、りんごやニンジン、レモンなどをコールドプレスのスロージューサーにかけて、飲んでいたこともあった。しかし、「咀嚼して食べるのが一番」だと各方面から聞くに至り、自分でもそう思った。以来、ジュースは控えている。
いつのときも、欠かせないのはフルーツ。本来は、食べる直前にフルーツを切って食べるのが一番だが、とはいえ朝はバタバタとするもの。2、3日分をまとめてカットし、朝食だけでなく、午後、少しお腹が空いた時などに食べる。
必ず入れるのは、アーユルヴェーダでもよいとされているインドの柑橘「ムサンビ(スイートライム)」。スイートライムはジュースにして飲まれることが多い、マイルドなやさしい味のオレンジ。
今はもう季節が終わりかけているが、旬のころにはマンダリン的なみかん「ナーグプル・オレンジ」も加える。先日、知人のTwitterの投稿で、日本のポンカンの起源はこの「ナーグプル・オレンジ」だと知った。佐々井秀嶺上人がお住まいのマハラシュトラ州ナーグプルは、インド最大のオレンジの産地なのだ。
女性の身体によいとされるザクロもまた欠かせない。更年期障害を和らげる成分も含まれているらしい。わたしがそこそこ元気なのは、ザクロのおかげもあるのかもしれない。
このほか、パイナップルやイチゴ、あるいはキウイなども混ぜる。バナナやパパイヤ(庭で収穫)は、別途、単独で食べる。
主食は、先日も紹介した自家製のミューズリ。あるいはオートミール。前の晩の残りご飯があるときには、味噌汁にご飯とわかめ、卵を入れてのお粥など。
インドのイチゴは酸っぱいので、そのまま食べるのではなく、天然の糖で軽く煮る。最近のお気に入りは、Tenginのココナッツシュガー。この甘さがとてもやさしくて滋味にあふれているのだ。
そして最後の締めくくりは、淹れたてのコーヒーと、クロワッサンやブリオシュなど。最初の写真は、敢えてまとめて撮っているが、普段は、フルーツ、シリアル、パン&コーヒーの順で、時間差で食べる。
しかしバターたっぷりのリッチなペイストリーを食べ続けていては身体によくない。ゆえに、ATTA(全粒小麦粉)でチャパティを作り、ギーとココナッツシュガーをかけて食べることもある。ギーは身体によい油脂である。多分、これが腸のためには最もよい主食かもしれない。
今、こうして書き上げながら、自分に激しくツッコミをいれている。どう考えても、食べすぎやろ! さらには昼も夜も、しっかり食べている。年を重ねて代謝が悪くなっているなどと言い訳しているが、ご飯も丼いっぱいとか平気で食べるしな……。代謝云々の問題じゃないと、今更ながら再認識だ。
……なんか、食べ過ぎ反省の投稿になってしまった。ともあれ、このごろ滞り気味のマルハン家の食卓ブログにつき、撮り溜めた写真をアップロードいたしました。