先日、『アシャの日記』の英語版の出版記念会が開かれた会場、Atta Galattaが、とてもすてきな場所だった。かつてコラマンガラにあった同店は、昨年、インディラナガールに移転したとのこと。店舗は1階と地階。サンドイッチやモモ(チベット風餃子)などの軽食を楽しめるカフェも併設されており、とてもいい雰囲気だ。
ミューズ・クリエイションのチャリティバザールで、毎年販売代行をしてきたTULIKA BOOKSの絵本や、日本人にも人気の芸術性が高いTARA BOOKSの絵本など、インドの多様性を伝える良質な子ども向けの本も販売されている。
地階にはまた、セミナーホールも併設されており、しばしばイヴェントやワークショップが開催されているようだ。来年には、ミューズ・リンクス(坂田のビジネス部門)の各種セミナーも少しずつ復活させようと思っている。新居はセミナー会場としての設備が整っているが、市街北部につき、利便性が高いとは言い難い。
一方のインディラナガールは、界隈に店舗も多く、人々が集まりやすい場所だ。オーナーに確認したところ、会場の使用料金も良心的。何らかのイヴェントを開催したいとの思いが募る。
なにしろ、書店とカフェが併設した場所というコンセプトがいい。我々夫婦が出会ったのも、マンハッタンのブロードウェイ沿いにあった大型書店、BARNES & NOBLEのスターバックスカフェ、だったからな。😸
ところで、TULIKA BOOKSといえば、絵本を動画にしたすばらしい作品 “Why do the Bhils Paint? (『どうして水玉模様なの?』)” がある。ロックダウンで引きこもっていた時期、オンラインでミューズ・チャリティフェストを開催した。その際、ヴァラエティ豊かな動画作品を70本ほど作ったのだが、その中の一つが、その動画に日本語訳をつけたものだ。わたしが初めて、絵本を日本語に訳した作品でもある。
本当に味わい深い動画につき、ぜひ、ご覧いただければと思う。
💧Why do the Bhils Paint? 『どうして水玉模様なの?』インド先住民族ビル族に伝わる絵画の起源を伝えるアニメーション。
🥟ATTA GALATTA
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