ゆえに、平日の外食率は以前にも増してむしろ減らし、自宅でごはんだ。
炭水化物や小麦粉を控えたほうがいいとか、動物性油脂をやめたほうがいいとか、糖分をとらないほうがいいとか、世間はいろいろ言うけれど……。無理。
そら、わたしも夫も、5キロ10キロ絞りたい。絞る余地はたっぷりあるが、ごはんもパンも、肉も好き。その分、野菜や果物もたくさん食べる。
いずれにしても、よく食べる。
今朝はいつものレシピでパンを焼いた。ここ数年、ホームベーカリーの調子が悪く、「焼き」が下手になったので、「捏ね」までをお任せし、自分で成形してオーヴンで焼いている。完全に壊れるまでは、がんばってもらおう。
いつもの食パンレシピだが、そのときの気分で違う形にしてみる。すると味までも違う気がするから面白い。雑な不揃いロールパンだが、これはこれで楽しい。
昨夜は久々に豚肉料理。これは近所の行きつけのポークショップで購入。リブ、塊肉、ハム、とんこつスープ作りに使った骨など、あらゆる部位が販売されている。最も使いやすいのは「コリアン・スライス」と命名された豚バラ肉。
豚バラ肉とは、赤身と脂肪のバランスが大切。そのときどきで異なるが、やはり一定の脂肪がないと、旨味が出ない。
いつものように、ごま油でにんにくを炒める。以前も食ブログに書いたが、このガーリック・クラッシャー (Joseph Joseph)は史上最高に使いやすい。使いやすい上に、ぐいぐい潰すのは楽しい。本体がプラスチック製のものもあるが、全体にステンレス製のほうが丈夫でお勧め。これはニューヨークで買ってきたが、インドでも売っている。amazon.inでも売っているが、チープな類似品にご注意だ。
昨夜はナスの残りを炒め、更にマッシュルームとアスパラガスを炒め、適当和風テイストに味付けした豚肉をどんと炒める。日本では、最低限の調味料しか購入しないが、YOUKIの甜麺醤はしばしば買う。わたしの苦手なMSG(アミノ酸など、と表記される化学調味料)が入っていないのが決め手である。
豚肉は普通に醤油や味噌を加えて十分においしいが、この甜麺醤を加えると、ちょっと「凝った味」になるのだ。
スープは毎度おなじみ茅乃舎の野菜だしを、しつこくしつこく煮出して(鍋に蓋をしておかないと水分が蒸発する)、それに上質の醤油と上質のバルサミコ酢をほんの少しずつ加えるだけで、おいしすぎるコンソメスープになるのだ。本当に、便利。
トマトのサラダでもあると彩りもきれいだったが、まあそれはそれ。遅くまで外出していて、スパークリングワイン飲んで、酩酊しながら料理した割には上出来だ。
さて、一年を締めくくる時節にて、このところ放置しっぱなしの食ブログを整理しよう。