昨日は、久しぶりに、カステラと、ショートブレッドを焼いた。カステラを泡立てているとき、電動の泡立て器が壊れた。
過去9年間。いったいいくつのカステラを、スポンジケーキを、泡だててくれただろう。大雑把ながらも、本当に、いろいろなお菓子を作ってきたものだ。
ミューズ・クリエイションの活動日は毎週金曜日だった。メンバーに自宅を開放し、手工芸品を作ったり、歌ったり踊ったり、してきた。2012年以来、毎週20名前後が平均だった。
少ない時は10名前後、多い時は40名近く。あの賑わいはまた、延々と続けられる類のものではなかった。方向性を見直そうと思っていた矢先のロックダウン。いろいろなことが節目であり、潮時でもあったと切に思う。
お菓子といえば、常に大人数分を焼いてきたから、数人分を作る気にはならず。今回は半分以上が「贈り物」。残りは夫とわたしで、味わう。
朝食の後、淹れたてのコーヒーを飲みながらのショートブレッドやカステラは、殊の外、おいしい。写真を撮るために、2つ一緒に盛り付けていたはずだったのに、うっかりどちらも食べてしまった。
ダイニングルームを書斎にしてからというもの、広いテーブルで作業をするのが楽しい。ノートを書くとき、コンピュータに向かうとき、本を読むとき、あちこちに移動して気分を変える。座りっぱなしはよくないので、立って書き物ができるよう、台を設置している。
子どものころから「机」が好きだった。勉強は好きではなかったが、「机に向かう」と心が落ち着いた。だから、ホテルに泊まるときなどは、たとえ1泊でも「机の使い勝手のよさ」が、部屋の印象を左右する。テレビの画面が机を占拠しているようなところは、好きではない。
子どもたちには、可能な限り、広い机、もしくはテーブルを与えることを勧めたい。理由はあれこれあるが、とりあえず、記しておく。
読書コーナーを設けようと、窓辺に丸テーブルを置いた。気がつけば、JACKが丸くなってる。猫らにとってもこの気候は、極楽であるに違いない。
さて、来週は今年最初のセミナー。テーマは『インド国憲法の草案者、アンベードカルとインド仏教、そして日本人僧侶、佐々井秀嶺上人』
90分にまとめるべく、資料を改めて整理しなおそう。