ミューズ・クリエイションのメンバーは、「バンガロールに暮らす日本人女性」という大まかな括りのもと、駐在員夫人、インド人を伴侶に持つ人、当地の企業に勤務する人など、バックグラウンドは多彩だ。ちなみにインド人女性も1人、在籍している。
仕事をしていない人は、毎週金曜日に活動しているが、「働き組」は週末や平日の夜の実施となる。イヴェントなどが週末に開催される時には、参加してくれる。
働き組のメンバーは主にミューズ・クワイア(チーム歌)のメンバーだということで、集まれば、歌う。昨日の午後は、久しぶりに3人の働き組、そしてわたしを除いて5名の昼組が集って、非常にまじめに、歌の練習に励んだのだった。
現在練習している曲、2曲を、それぞれ1時間ほどずつ、みっちりと。この写真は、注意事項を確認し合っている様子。まるで放課後、友だちと試験勉強をしている学生の図、のようでもある。ちょっと無理がある形容か。
ともあれ、途中にはもちろん、コーヒーブレイク、おやつ休憩もいれた。
焼いたばかりのホカホカスコーンに、生クリームとマーマレードをつけて食べる。
おいしい。
一応、運営する者として全チームを見ているわたしであるがゆえ、金曜日は歌いつつも、各チームを行き来したり、お茶の準備をしたり、2階に上って用事をすませたり、蚊取り線香をセットしたり、電気をつけたり、ファンを回したり、なんやかんやと、落ち着かない。
しかし、昨日は、予め型を抜いてセットしておいたスコーンを焼きに行った時以外は、歌に集中。この3年間でいちばん、「みっちりと歌った」午後であった。達成感である。
いつもよりかなり多めに夕食も用意していたので、残れる人は、ビールほか、このごろ超人気の豚肩塊肉煮込みやら、ポテトサラダやら、トウモロコシやら、トマトやキューリのサラダやらを振る舞い、楽しい午後であった。
ミューズ・クリエイションもまもなく丸3年。いろいろなことが実現できたようで、まだまだやりたいこともどんどん出て来る。
「働き組」に加えて「男組」も誕生しそうな気配である。駐在員の人たちにも、慈善団体訪問に参加してもらうべく、週末企画も考えようと思っている。なんにつけても、思い立ったら吉日。歳月は目まぐるしく流れる。
来月は半月ほど、毎年恒例米国行きで不在となるが、6月からはまた新たな気持ちで、スタートしたいものである。自分の本業はほどほどに、少しずつミューズ・クリエイションの活動に重きをおくべく、シフトしていこうと考えているところだ。