🍶思えばインド男性で「俺、甘いもの苦手」という人に出会ったことがない。日本では「酒飲み」=「甘いものが苦手」という傾向がまことしやかに語られていた気がするが、実際のところはどうなのだろう。インドの人たちは、老若男女問わず、無条件に甘いもの好きが多いと思う。もちろん酒飲みであれ。
🍰ストロベリーシーズン真っ盛りにつき、マルハン家の今月のお菓子「ショートケーキ」を準備。
🍎2年前、パパが来た時に作った「アップル・クランブル」をまた作ろうかと思ったが、ふわふわのショートケーキも食べて欲しい。アルヴィンドもパパも、父子揃ってりんご系の焼き菓子が好き。アルヴィンドは、子どものころに、亡母が作ってくれたアップル・プディングの味が忘れられないようだ。
🐟昨夜のメインは毎度おなじみのインディアンサーモン。友人からいただいた「塩麹」をぬりぬりして冷蔵庫にいれておく。下準備さえしておけば、オーヴンに入れて焼くだけの便利さ。生姜の千切り、ネギとマッシュルームなどを適当にちりばめ、焼き上がりにつーっと醤油を垂らすだけの簡単さ。
🧂カリフラワーは、ほんのりインド風。北東インドはマニプール産の石鍋(ウェザーストーンという石でできた鍋で、料理をおいしく調理してくれる。保温効果もあり)に、やや多めの油をひき、キュミンシードを加えて加熱する。そこにカリフラワーを加えてじっくりと加熱するだけ。味付けはヒマラヤの岩塩のみ。
🍛キュミン(クミン。ヒンディー語でジーラ)は、風味をよくするだけでなく、消化を促したり、記憶力を高めたり、抗菌効果があったりする。もっともキュミンに限らず、インド料理に使われるあらゆるスパイスに、それぞれ薬効がある。この簡単な炒め物にターメリックパウダーを加えれば、さらに料理の効能が上がる。いずれにしても、油脂さえ控えれば、インドの家庭料理は、日々薬膳料理だ。
🌱ご飯は香り豊かな高級インド米(といっても廉価)、バスマティライスを炊く。豆ご飯を炊くつもりが、ビッグバスケットの宅配サーヴィスが間に合わず、ご飯だけ炊き始めていた。そこにグリーンピーが届いたので、急いで皮をむき、豆だけ別に茹でて、最後にご飯と混ぜ合わせた。このやり方、悪くない。むしろ豆だけに塩味が染みる上、豆が崩れないからいいかもしれない。
🥢ワカメだけの素朴な味噌汁はマグカップに入れて洋風スープ状態。ワカメは主に、わたしと夫向け。まろやかな味わいが好評だった。
🍷ラベルのないロゼワインは、夫が先日、バンガロール郊外のワイナリーSoma Vineyards に1泊滞在した時に購入してきたもの。この件については、また改めて言及したい
1MGモール最上階の、このカジュアルダイニング Cafe Felix は、一度訪れて、その眺望のよさが気に入った。
中空から見下ろせば、この町もそこそこ、麗しく見える。
夫がオフィスに戻った後、ロメイシュパパとウマとでショッピング。
帰路、昔ながらのバンガロー(平屋邸宅)を改装して造られたブティック群「シナモン」に立ち寄る。
まるでリゾートで撮影したかのような二人の写真。
パパは3月で79歳。夫婦揃って、元気でなによりだ。